語学留学だけでなく、専門学校や大学などへの進学を視野に入れている場合、英語力証明としてIELTSやケンブリッジ試験のスコアを元に入学基準が設定されています。
進学だけでなく、日本帰国後に留学したという事実だけではなく英語力を証明できるようにスコアを取得することも視野に入れていただけます。試験対策コースを開講している学校は多くあり、コース入学基準に達していない場合には一般英語コースからスタートする場合もあります。自分に合った学校選びをしてどの試験が必要なのかも事前に把握しておきましょう。
IELTSは、(International English Language Testing System)の略で英語力を測定するイギリスの教育機関によって作られた英語能力試験です。
イギリス、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランドなど120ヵ国以上、約6000もの政府機関や企業で英語力証明として採用されています。ケンブリッジは、試験に受かったら有効期限はありませんが、IELTSのスコアは、筆記試験を受けた日から2年間の有効期限となりますので注意が必要です。
IELTSコースには2種類あります。
アカデミックトレーニング (Academic Training Module) |
専門学校、大学進学 |
---|---|
ジェネラルトレーニング (General Training Module) |
海外就職を目指す方 日常生活における英語力 |
1
筆記試験を受けた日から2年間の有効期限がある
2
世界120ヵ国以上で英語力を証明できる
3
日常でも使える英語を学べる
4
世界中の期間で採用されている英語力証明だから信頼できる
5
全ての受講者にとって公式、公正な試験である
6
自分の語学力を試す機会がある、スコア取得が目標になる
1.0~1.5 | 単語を挙げることしかできず、基本的には英語を使う能力をもっていない。 |
---|---|
2.0~2.5 | 正確なコミュニケーションはできず、基本的な物事を単語などにして短い定型句を使ってしか伝えることができない。会話や文章を理解するのに苦労している。 |
3.0~3.5 | 慣れた状況で一般的な一般的な意味のみを伝え、理解することができ、コミュニケーションが途絶える場合が多い。 |
4.0~4.5 | 慣れた状況のみ、基本的な能力を発揮できる。理解力や表現力の問題があり、複雑な言語は使えない。 |
5.0~5.5 | 部分的に英語を駆使する能力を持っており、全体的な意味をつかむことができて基本的なコミュニケーションをとれる。 |
6.0~6.5 | 正確さや適切さにかけているが、誤解が見られるものの、効果的に英語を使う能力がある。慣れた状況で複雑な言語を使いこなすことができる。 |
7.0~7.5 | 誤解する可能性があるが、英語を使う能力を有している。複雑な言語も概して上手く扱っており、詳細な論理を理解している。 |
8.0~8.5 | 時折不適切ではあるが、十分に英語を駆使する能力を有している。議論も可能である。 |
9.0 | 十分に英語を使いこなす能力を有している。適切で正確かつ流暢で完全な理解力もある。 |
ケンブリッジ英検は、一生涯の資格として自分の英語力を証明できるイギリス、ケンブリッジ大学によって考案された英語検定試験です。国際資格となる資格で大学や企業、教育機関で多く採用されています。ヨーロッパでは特に認知があり、ケンブリッジ英検を持っているかいないかで就職にも大きく関わってきます。一度、試験に合格をすれば有効期限が無い為、更新をする必要がなく生涯自分の英語力を証明することができます。
世界基準として中級、B2(FCE)レベル以上が就職活動時に使えるという認識がされています。レベル分けされているのでご自身のレベルから挑戦する又は語学学校で中級(Upper-intermediate)〜 上級(Advanced)を目指して就学した後のゴール地点としてケンブリッジ英検を受けてみるということも考えらえます。又は、語学学校に試験対策コースが用意されているので試験対策コースへ通うこともおすすめします。
1
一生涯使える英語レベル証明証!
2
一度、合格すれば更新する心配はなし
3
日常的な英語課題が試験内容で出される
4
大学で使うアカデミック英語ではなく、一般英語の出題
5
総合的な評価が大切なポイント
6
技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)ごとに採点となる
レベル | 比較 | 英語力 |
---|---|---|
A2(KTE) | 英検3級 IELTS4.0 TOEFL350~380 TOEIC300~350 |
日常会話で最低限のコミュニケーション |
B1(PTE) | 英検3~準2級 IELTS4.5 TOEFL380~430 TOEIC350~500 |
英語圏で生活ができる |
B2(FCE) | 英検準1級 IELTS6.0~6.5 TOEFL500 TOEIC800~900 |
英語環境の職場で働ける |
C1(CAE) | 英検1級 IELTS6.5~7.5 TOEFL525~550 TOEIC900~950 |
英語上級者として認定される |
C2(CPE) | 英検1級以上 IELTS8.0 TOEFL600+ TOEIC950+ |
ネイティブスピーカーと同等の英語力 |
TOEICはアメリカのETS(Educational Testing Service)によって開発された英語能力試験です。
文化を表現できない又は理解できない部分を無くして公平に英語能力試験を受けることができます。グローバルのスタンダードとして世界約160か国で採用されており、ケンブリッジ同様、TOEICのスコアは生涯の資格として有効期限はありません。日本での就職活動でのスコアは有利になることが多く、英語力の証明として沢山の受講者がいます。
総受講者数は、約266万人にも及び、日本でも認知度が高い英語能力試験です。
1
一生涯使える英語レベル証明証!
2
一度、合格すれば更新する心配はなし
3
全体的な評価だけでなく、「スピーキング」など個別でテストが組まれている
4
個別テストで目的に合った受験の仕方もある
5
企業の6割がIELTSスコアを雇用採用参考に採用
6
日本帰国後の就職にも有利になることも!
種類 | テスト内容 | テスト結果 |
---|---|---|
リスニング&リーディング (TOEIC®) |
リスニング約45分間 リーディング75分間 (マークシート方式) |
10~990点 |
スピーキング&ライティング (TOEIC®) |
スピーキング約20分間 ライティング約60分間 (パソコンとヘッドセットを使用) |
各テスト0~200点 |
スピーキングテスト (TOEIC®) |
スピーキング約20分間 (パソコンとヘッドセットを使用) |
0~200点 |
リスニング&リーディング (TOEIC Bridge®) |
リスニング約25分間 リーディング35分間 (マークシート方式) |
30~100点 |
スピーキング&ライティング (TOEIC Bridge®) |
スピーキング約15分間 ライティング約37分間 (パソコンとヘッドセットを使用) |
30~100点 |
OET(Occupational English Tes)は、医療従事者の言語コミュニケーション能力を判断する国際英語テストです。
オーストラリア連邦政府により開発され、オーストラリアの他にもニュージーランド、イギリス、シンガポールなどの正解44か国で採用されています。現場では欠かせない言語、スキルがあるかどうか、コミュニケーション能力等を証明するためには、OETスコアが必要となります。
医師、看護師、歯科医、栄養士、薬剤師、作業療法士、検眼医、理学療法士、足治療師、レントゲン技師、言語療法士、獣医師など海外で医療に携わる職業に就きたい方にはおすすめの英語テストです。
1
医療に特化した英語試験
2
現場で使うシナリオも試験の内容に組み込まれている
3
専門的なコミュニケーション能力をアップできる
4
国際的に採用されていて認知が高まっている
5
実際に職場で訳に立つスキルを学べる
6
受講者からは高いフィードバック
OETスコア | IELTS比較 | 英語力 |
---|---|---|
500-450 | 8.0-9.0 | 十分に意思疎通ができる |
440-350 | 7.0-7.5 | ためらったり、不適切さはあるが、効果的に理解を発揮できる |
340-300 | 6.5 | 医療現場で対話する能力がある。 間違えることはあるが、専門的に標準的なコミュニケーション能力はある |
290-200 | 5.5-6.0 | 概ね医療現場で対話する能力がある。 間違えることはあるが、専門的に標準的なコミュニケーション能力はある |
190-100 | 5.0以下 | コミュニケーションの正確さにかけるが、限られた知識の中で対話ができる |
90-0 | 5.0以下 | 簡単な内容やおおまかな内容は理解ができる。複雑な言語は使えない |
4~8ヶ月前
情報収集・留学エージェントに相談
3~4ヶ月前
学校の英語試験受験
2~3ヶ月前
学校への申込み手続き
2~3ヶ月前
ビザ申請・航空券・海外保険手配
1~2週間前
渡航準備